「休んでも疲れが取れない」の原因は習慣にあった?心身の健康を取り戻す、一流の休日の過ごし方

土曜日「待ちに待った休日!平日の疲れを取るためにたくさん寝よう」
日曜日「溜まった家事を終えたらもうこんな時間…。結局何もできなかった」
こんな経験、社会人なら誰でも覚えがあるのではないでしょうか?
「週5で働いた疲れが、2日で取れるわけがない!」
そう思っているあなた。
それ、日常生活の「悪い習慣」が原因かもしれません。
悪い習慣を断ち切り、翌週からの活力がガンガン湧いてくる休日の過ごし方に変えてみませんか?
『世界の一流は「休日」に何をしているのか』の著者・越川慎司氏は、世界屈指のビジネスパーソン(ビル・ゲイツやイーロン・マスクなど)のハイパフォーマンスの秘密が「休日の過ごし方」にあるとしています。
- どうすれば、彼らのように忙しい日々を全力で駆け抜けることができるのか?
- どうすれば、彼らのように素晴らしい成果を挙げられるのか?
「そんなの、超人だからでしょ」と思っていませんか?
一流は休み方も一流。最高の休息によって最高のパフォーマンスを生み出すだけでなく、彼らは「ある共通の休み方」によって幸福度さえコントロールしています。
この記事の目的は、「なぜ私たちは常に疲れているのか?」を習慣の観点から見直し、一流の休み方を真似ることで、毎日ハッピーに過ごせるようになること。
あなたの休日は、「働くために休む時間」になっていませんか?
休日は「自分らしく生きる時間」であるべきだと思いませんか?
そう思う方は、ぜひ一緒に休日の質向上にトライしてみましょう。
私たちを「疲れさせる」悪い習慣
あなたの周りには、「いつもエネルギッシュな人」はいますか?
彼らのエネルギーの源はどこにあるのでしょうか。
彼らと私たちの違いはなんでしょうか。
それは日々の習慣。
疲れが抜けない現代人は、さまざまな理由で「自分を疲れさせている」のです。私たちが抱える「疲れの原因」を、習慣という観点から見ていきましょう。
デジタルデバイスへの依存

2023年の総務省の調査1によると、スマートフォンを所持している世帯の割合は2014年から右肩上がりで、今や全体の90%以上。

2014年に普及率トップのパソコンが減少し、タブレットが横ばいであるのに対し、スマートフォンの普及率が上がり続けていることから、以前にも増してデジタルデバイスが「いつでもどこでも触れる」ようになったといえます。
デジタルデバイスの普及によって利便性が増した反面、
- 常にスマホが手放せない
- SNSの利用時間が長い
- 動画やゲームなどのサービスが充実し過ぎている
といった要因によって、主に睡眠不足や情報過多による疲労・ストレスに繋がっています。

厚生労働省による日本人の生活習慣の調査2では、「睡眠を妨げるもの」として
- 第1位 仕事(18.3%)
- 第2位 就寝前に携帯電話,メール, ゲームなどに熱中すること(12.2%)
- 第3位 健康状態(11.6%)
という結果が出ました。
「スマホを触っていて、気付けば深夜になっていた…」なんてこと、多くの方が心当たりがあるのではないでしょうか。
まさに「とりあえずスマホ」は、私たちを「疲れさせる」習慣の代表です。意識的にデジタルデトックスの時間を儲けるだけで、意外なほどに疲労感が抜けますよ。
いきなり一日中スマホを手放すのは難しいですから、
- 寝る前の30分はSNSの代わりに本を開く
- 食事中は、料理の美味しさに集中する
- 電車に乗る時は、窓の外を観察してみる
などから始めるのがおすすめです。
先日、ある温泉宿に泊まりました。山の中腹にある宿で、チェックイン時に「Wi-Fiが故障しておりまして…」とスタッフからお詫びの案内が。スマホを見ると電波は1本も立っていません。
以前の私であれば、ネットに繋がらないだけでソワソワと不安になっていたでしょう。しかし、その時はむしろ開放感を覚えました。最近インターネットに接続し続けることに疲れを感じ、普段からデジタルデトックスを行なっていたからです。
ほぼ24時間「ネット断ち」をしていると、食事やお風呂、部屋でいただくお茶、窓から見える景色のあらゆるものを、いつも以上に心から楽しめました。
「あぁ、インターネットのない時代の人々はこうして、目の前の現実を100%楽しんでいたんだな」と感じたのを覚えています。
長時間労働・隠れ残業

欧米諸国では、残業をしていると「定時内に仕事が終わらない = 仕事ができない」という目で見られますが、日本はまだまだ長時間労働が美徳とされる文化である、と『世界の一流は「休日」に何をしているのか』の著者・越川慎司氏は言います。
(越川氏は、マイクロソフト米国本社で役員を務めた経験から、海外のビジネスマンの働き方を間近で見てきたとのこと。)
長時間労働は、以下のような負のループを抜け出せない大きな要因の一つです。

- 周囲が長時間働いているから、自分も頑張って働くしかない
- そのせいで疲れ果て、休日はただ寝ることしかできない
- 気分をリフレッシュできないまま1週間が始まり、また無気力な日々が始まる
- 気力が湧かないから生産性も上がらず、長時間労働が解消されない…
また、コロナ禍によってリモートワークが普及しました。そのため職場と自宅の境目が曖昧になり、家でも仕事ができてしまうようになったことも、「隠れ残業」に繋がって、十分に休みが取れない要因の一つになっています。
自宅で仕事のメールのチェックや、資料の確認などをしていませんか?
明日に回せる仕事、持ち帰らなくてもよい仕事はないでしょうか?
仕事熱心なのは素晴らしいことですが、もしかすると自分の首を絞める「悪習慣」になっているかもしれません。ぜひ一度、見直してみてください。
運動不足

「運動したら疲れる」と思っていませんか?
もちろん運動した直後は疲れますが、実際は「運動しない方が疲れる」んです。
運動して一時的に疲れたとしても、その後に大きな疲労回復効果があります。運動習慣がある人は、
- ストレスを発散する
- よく食べ、よく眠る
- 幸福感やリラックス効果を得る
ことで体力・メンタルをフルチャージできますが、運動しない人は毎日仕事で消耗し続けるだけ。
RPGで例えるなら…
戦わない → お金がない → 宿屋に泊まれない → 毒の沼地を歩き続ける → 体力がないから戦わない → レベルも上がらず、体力もずっと赤ゲージ
敵を倒す → 宿屋に泊まる → 体力回復 → 敵を倒す → レベルアップ → より強い敵を倒す → どんどん強くなり、常にエネルギーに満ちている
こんな感じでしょうか。運動しないと、いつまで経っても良いループに入れません。1日数分でいいので、ちょっとずつ運動習慣をつけてみませんか?
書籍『世界の一流は「休日」に何をしているのか』

「休んでも疲れが取れない」のは多くの要因がありますから、それらを一つ一つ解決していくのは骨が折れます。何より大きな改善に取り組むと、継続することが難しくなってしまいます。
ならばちゃちゃっと効率よく、「一流の休み方」を真似しちゃいましょう。ここでは、書籍『世界の一流は「休日」に何をしているのか』の内容に触れつつ、解説していきます。
一日休養、一日教養
著者・越川氏は本書の中で、「一日休養、一日教養」という言葉を引用しています。
この出典は、経営の神様・松下幸之助(パナソニック株式会社創業者)の言葉であり、本書における最重要キーワードです。
松下幸之助は、休日の活用法について、次のように語っています。
「事業は人なり。教養がなければいい仕事はできない。しかし、普段は忙しく、時間が取れない。だから一日は休養、そしてもう一日は教養の時間にせよ」
松下幸之助、そして越川氏は「いい仕事」という観点で語っていますが、私はそれだけとは思いません。
いい仕事ができるということは、自分の能力を活かす場があるということ。
能力を存分に活かせるというのは、自己効力感(「自分ならできる」という感覚)に直結し、生きがい・幸せを生みます。
生きがいがあるから、さらに休日を有意義に過ごすことに積極的になり、人生がどんどん豊かになっていきます。
そのために休日の2日間を「休養」と「教養」の日にせよ、というのが、この言葉の意味するところだと感じました。
あなたはどう考えますか?
一流は休日を「使い分ける」

「休養しつつ、教養を高めなさい。」
そういわれると、「じゃあ、2日間ゆっくり本を読もう」と思ったのは私だけではないはず。
しかし越川氏は、それを「まさに日本人らしい発想」と言います。
教養とは必ずしも知識だけを意味するわけではありません。例えば美術館での絵画鑑賞や、スポーツ観戦(または実際にプレイしてみること)も、「教養を深める」活動です。
同じように、必ずしも身体を休ませることだけが休養ではありません。アウトドアで自然に触れたり、運動して汗をかいたりすることもストレス発散になり、「脳の休養」に繋がります。
すべき事がたくさんあって困りますね。結局何から始めればよいか迷ってしまい、家でダラダラするのが一番良い気がしてきます。
しかし世界の一流は、実にシンプルな方法で、その問題を解決していました。
本書ではスティーブ・ジョブズ(Apple創業者)とイーロン・マスク(スペースX、テスラCEO)を例に挙げ、世界の一流は「休日に役割を持たせている」と説明しています。
土曜日:ハイキングに出かけ、自然の中で思索する
日曜日:自宅で瞑想し、自分自身を見つめる
土曜日:趣味の飛行機を自分で操縦する
日曜日:瞑想、読書をする
土曜日はアクティビティやレジャーを楽しみ、日曜日は主に身体を休ませることに集中する。
つまり「動」の土曜日と、「静」の日曜日、というわけです。
この仕組みによって、世界のビジネスパーソンは心身ともにエネルギーをチャージしているのです。
「動」の土曜日
土曜日を終えても、次の日曜日があります。アウトドアの趣味や身体を動かすアクティビティは、土曜日に取り組むのがおすすめです。
「平日の疲れが溜まっているから動けない…」という日もあるかと思いますが、そのための悪習慣改善です。普段から規則正しい睡眠を取る、適度にデジタルデトックスを行うなどして、過度に疲労を溜めないように心がけましょう。
あ、もちろん「無理にでも動け!」というわけではありませんよ。しんどい時は、2日間しっかり休みましょう。しかし、ただ寝だめするのではなく、「休養」と「教養」の2つを意識した過ごし方を心がけましょう。
「静」の日曜日
日曜日は、1週間の疲れを癒し、翌週からのエネルギーをチャージする日にしましょう。
ただし、ネットサーフィンはおすすめしません。先ほども書いた通り、情報過多によって脳疲労が蓄積してしまいます。
仕事では主に論理的思考を担う左脳を使うため、休日は創造的思考を担う右脳を使うことを意識すると良いでしょう。
例えば、
- ヨガや瞑想
- 手芸、料理といった創造的な活動
- 絵画鑑賞、楽器演奏などのアートに触れる
などがおすすめです。
ウェルビーイングのための休日改善アイデア

これまでに解説したように、一流は休日を活用して「ウェルビーイング」を実現しています。
ウェルビーイングとは、簡単に言うと「心・体・社会とのつながりが全て満たされている状態」のことです。
心が穏やかで、前向きな状態のことです。例えば、
- 嫌なことがあっても落ち込みすぎない
- 積極的にチャレンジができる
そんな心の状態です。
家族や友達などと良い関係が築けている状態のことです。例えば、
- 困ったときに助け合える
- 一緒にいて楽しいと思える人がいる
- 居場所があると感じる
こういった状態です。
これら3つの「体」「心」「社会とのつながり」が全部バランスよく良い感じになっていると、「あぁ、私って幸せだな」と感じられます。それがウェルビーイングです。
つまり、ウェルビーイングは、ただ病気じゃないとか、悩みがないとかではなくて、もっと積極的に、人生をイキイキと楽しんでいる状態と言えるでしょう。これが冒頭で書いた「毎日ハッピーに過ごせるようになる」ということです。
では、実際に何をすれば、私たちもウェルビーイングを実現できるのか?
仕事もプライベートも充実させて、人生全体を豊かにするための具体的な休日改善アイデアをご紹介します。
アウトドアの趣味をつくる

外出をともなう趣味をつくると、足は自然と外の世界に向きます。
特にアウトドアの典型例である釣りやキャンプ、ハイキングなどのレジャーは、
- 自然に触れてリフレッシュし、ストレスを軽減できる
- 楽しみながら運動できる
- 日光を浴びることでセロトニンが分泌され、体内時計が整い、睡眠の質が向上する
- 新しいことに挑戦し、達成感を味わうことで、自己肯定感が高まる
などの様々なメリットがあります。
ただしレジャーはお金のかかるものも多いため、まずは
- ただの散歩
- 喫茶店・書店めぐり
- カメラを持って、お気に入りの写真スポットを探す
などから始めるのも良いでしょう。
歩くだけでも立派な運動ですから、心身ともにリフレッシュでき、充実した休日を過ごせますよ。
新たなコミュニティで、人間関係を広げる

外にでる際にはぜひ、そこで出会う人々と積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。
世界の一流は「自宅」と「職場」のどちらでもない「サードプレイス(第三の居場所)」で様々な学びを得て、仕事やプライベートに活かしていると越川氏は言います。
サードプレイスで新たな人々と関わることによって得られるメリットはたくさんあります。
- 新たな価値観や考えに触れる
- 自宅や職場での役割(例えば親や夫(もしくは妻)、◯◯課やチームリーダーなど)から解放される
- 同じ趣味・嗜好を持つ仲間と関わり、趣味へのモチベーションが高まる
など、新たな自分や生きがいを見つけることに直結します。
とはいえ、日本で知らない人に声をかけるのはなかなか気が引けますよね。そこでおすすめなのが、習い事やスクールに通うこと。
スポーツやレジャーだけでなく、料理や手芸などのあらゆる活動において、一生懸命になれる人は魅力に溢れていますよね。習い事の教室やスクールは、向上心を持つ人が多く集まる場所ですから、その分だけ一生懸命な人に多く出会える場所です。
魅力ある人々に囲まれて過ごすサードプレイスを見つけることで、自然とあなたも魅力溢れる人になっていくでしょう。
また、簡単に「先生」という存在を見つけられることも大きなメリットです。
新たなチャレンジには困難がつきもの。初心者のうちは尚更です。
そこで正しい道を示してくれる先生がいることは、成長のためのアドバンテージになります。
私の経験でも、ギター講師として指導した生徒さんの中にこんな方がいらっしゃいました。
「独学で諦めかけてたけど、習ってみたらめちゃくちゃ楽しい!!」と練習に夢中になり、売る予定だったギターが宝物になったと仰ったのです。
新たな挑戦を途中で諦めてしまい、お金や時間を無駄にするのは本当にもったいないこと。
スキルだけでなく、「上達のための時間」すらも買えるのが習い事ですから、興味のあることはガンガンチャレンジしていただきたいと思います。
ストレスを解消し、心穏やかに生きる

主に日曜日に取り入れていただきたい「静」の過ごし方を提案します。
世界の一流が、漏れなく全員取り組んでいるであろう最強の趣味、それが読書です。
読書の習慣がなく、活字に抵抗がある方も少なくないでしょう。
そんな方にオススメしたいのが、Amazonの「本を聴く」サービスであるAudible。
家事や用事をしつつ本を”聴ける”「ながら読書」は、活字に不慣れでも、気軽に書籍を楽しめます。(読書というより、”聴”書…?)
ソファでゴロ寝しながらでも良いですが、私は瞑想するようなイメージで、ファンタジー小説を聴きながらリラックスするのが好きです。
目を閉じ、深呼吸しながら美しい景色や人物の表情の描写を聴いていると、まるで目の前にその景色が広がるような感覚に浸れます。
活字を読みながら風景を想像するのも良いですが、Audibleの「目を閉じながら読める」というのは、想像をかき立てるという点において非常に優秀です。活字の本にはない魅力です。
私も以前は「本は読むものやろ。なんで聴く必要があるんや?」と思っていましたが、それは大間違い。小説やエッセイを読む方こそ、Audibleが超オススメですよ。
個人的にAudibleは、自己啓発書やビジネス書、哲学書などには向いていないと感じます。(内容を理解するために、集中して聴き続ける必要があるため。文字で読む方が、自分のペースで読み進められます。)
本のジャンルによってAudibleとkindle unlimited(Amazonの電子書籍サブスクリプションサービス)を使い分けるのも良いでしょう。
読書のほか、日曜日の過ごし方として
- 瞑想やヨガ
- 創作活動
- アート鑑賞
といったラインナップもあります。
世界トップレベルのテクノロジー企業・Googleが「マインドフルネス」を取り入れ、グーグラーたちがオフィスで瞑想やヨガに取り組むようになったのは有名な話です。
仕事で左脳を使う分、彼らは右脳を刺激することで脳を元気にし、ポジティブなエネルギーを養って仕事に取り組んでいると考えられます。
右脳に効くのは瞑想やヨガといった「内省」の活動だけでなく、創作活動やアート鑑賞もあります。
創作活動といっても大掛かりなものではなく、手芸や日記も、一つの「生み出す」活動です。料理も立派な創作活動になります。
アート鑑賞も同じく、美術館に足を運ばないまでも、好きなアーティストの画集やフォトグラファーの写真集を買ってみたり、Spotifyで好きなバンドのルーツを辿るのも、立派な芸術鑑賞です。
そう思えば、家でいくらでも有意義な活動ができると感じませんか?
良い休日を過ごすために
ここまで良い休日を過ごすアイデアをご紹介しましたが、一部の人は
「そうは言っても、平日の疲れが抜けきらない…」
「週末に動くなんて無理…」
と感じるかもしれません。
無理もありません。規則正しい睡眠や適度な運動習慣を心がけても、どうにもならないくらい仕事が忙しい場合もあるでしょう。
そこで、あえてはっきり言いましょう。
「充実した日々を過ごすために、休日を大切にしたい。」そんなささやかな望みすら叶えられない職場は離れるべきです。
それは逃げ・甘えではなく、より良い仕事と充実した私生活を手に入れるための挑戦です。
そもそも世界の「仕事ができる一流」が、休日を有効に使っているのです。その事実が、休日を犠牲にしてまで仕事に励んでも、大きな成果に繋がらない何よりの証拠です。
そう思えば、「そこまで頑張る必要ある?」と思いませんか?
ですから、あなたが「今の生活を変えたい」と考えているのに、こういった工夫すら出来ない職場環境なのであれば、思い切ってワークライフバランスの取れた仕事を選びましょう。
「でも今の生活水準が限界…」
「家族がいるから…」
という気持ちも分かります。しかし、諦める理由にはなりません。新たな挑戦に向けて、したたかに準備を始めれば良いだけです。
より豊かな人生を手に入れるために、転職という「選択肢を持つだけ」でも、検討する価値はあるのではないでしょうか?
終わりに
本記事では、以下の順に解説し、「休日改善」のためのアイデアをご紹介しました。
ただし、(繰り返しますが)このアイデアは「仕事に忙殺されていない」事が前提条件です。そもそも休日が無いなら、改善のためのアイデアなんて役に立ちませんからね。
しかし残念ながら、日本ではあまりに多くの人が仕事に一生懸命すぎるような気がします。かくいう私も、プライベートを犠牲にしてまで働くべきでないと理解こそしていますが、定時ですぐに仕事を終えることには罪悪感があります。
仕事に一生懸命でいれば、良い仕事ができると思っていました。
でも、それをしているうちは人生を謳歌することはできないんだ、と『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を読んで感じました。
充実した休日を過ごす余裕すらない、という方は、まず環境の見直しから行うべきでしょう。
プライベートの時間に余裕はあるけど、イマイチ有意義に過ごせていない…という方は、ぜひこの記事と『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を参考に、ハッピーな毎日への一歩を踏み出してください。
あなたの仕事もプライベートも、うまくいきますように!
参考
- 『世界の一流は「休日」に何をしているのか』-越川慎司(著)